今話題のTHCHについて

2023年2月11日

※THCHは2023年8月4日から「指定薬物」になりました。
THCH、ならびにTHCHを含む製品について、医療等の用途以外の目的での製造、輸入、販売、所持、使用等が原則禁止されます。

THCHが規制になりました

THCH

今回は、今話題のTHCHについて解説したいと思います。
ご興味ある方大変いらっしゃると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

THCHとは

THCH（テトラヒドロカンナビヘキソール）は、イタリアの研究チームが2020年に発見された大麻に微量に含まれる天然のカンナビノイドです。
THCHは大麻植物の中に自然に存在する天然のカンナビノイドで精神活性作用が期待される成分として、THC等が規制対象である国からは特に注目を浴びているカンナビノイド成分です。
また、THCHの体感レビューとしては多幸感とリラックス感が非常に強く抜けが早いのが特徴と言われています。
効果は通常のTHC（大麻の違法成分）よりも約25倍強力と言われております。

THCOとの違い

THCHとTHCOの違い
THCOは、【天然に存在しないカンナビノイド】のジャンルに入ります。
またその製造工程は、モルヒネからヘロインを作る手順と似ています。
既存の化合物に酢酸基を付加し、バイオアベイラビリティを高めるというコンセプトはほぼ同じです。
THCOの製造には、強酸での還流が必要です。
フラスコは加熱されると強い真空状態になります。
沸騰した酸やガラス、有毒な蒸気、引火性の高い液体などが空中に舞い上がり、爆発する危険性があるのです。
そのため、自宅でのTHCOの合成はおすすめできません。
また、加熱すると、肺にダメージを与える有害な副産物が生成され、リポイド肺炎と呼ばれる症状など、一部の人に深刻な肺の病気が引き起こされました。
専門家の中には、THCOに含まれる酢酸基が肺に同様の影響を与えるのではないかと考える人もいます。