丸山ゴンザレス氏の裏社会ジャーニーで医療用大麻を専門医を招いて解説しておりました。
2022年10月1日
(引用元:丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー)
現在登録者数86万に超えの人気YouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」で医療大麻医師の正高佑志がゲストに登場して、今回の医療用大麻解禁の報道に関しての解説をされておりました。
以下、動画の一部の文字起こしになります。
丸山氏「(医療用大麻解禁は)遠い話だったと思っていたのですが、一気に近づきましたね。」
草加氏「医療用大麻とか使用罪に関して着目していた側からすると報道は出したか?って感じはあったのですが、ある程度既定路線だったのかな?」
正高先生「(医療大麻として)ジョイントでは結論からするとないと思います。」
丸山氏「拡大解釈や誤解が広がりつつあるので専門家の意見を聞きたいと思います。」
正高先生「薬機法にもとづき承認されてものはOK、医療用大麻解禁はちょっと言い過ぎ、厳密に言うならカンナビド医薬品を解禁しまよと言う方が現実に即している」
丸山氏「解禁されるものはどういうものですか?」
正高先生「製薬会社が作っている大麻成分が入っているもの、エピディオレックス(てんかんに扱うもの)、サティベックス(THCが少し含んでいるもの)など何種類かになり、ジョイントやバッツは念頭に置いていないと思います。」
丸山氏「法律的に不透明なものをちゃんと透明にしてやりましょうってことですか?」
正高先生「カリフォルニアなど一般的には、ディスペンサリーがあって代替医療品として独自の流通経路が流れているのが医療用大麻ですから、そう言うものじゃなくて、病院で薬剤師さんが扱えるものだけにすると言うことですね」
丸山氏「医療用大麻を知っている人はカリフォルニアなどのディスペンサリーをイメージしてしまったってことですね?」
草加氏「同じ医療用大麻でも日本は全く違いますね。」
正高先生「現状日本でおきていることは韓国の制度ですね。」
丸山氏「韓国ではどういった制度ですか?」
正高先生「韓国では先にてんかんなど一部に関して医師のもとで厳格な審査のもと使えるようになると言うことですね。」
草加氏「どういったものが薬なるのですか?サティベックスはTHCですが、THCが含んだものを治験できるようになりますか?」
正高先生「今回の法改正で理論上はできるようになります。ただやるようになったら管理体制などしっかりやらなくてはいけないです。」
丸山氏「エピディオレックスはCBDですよね?今流通しているCBDはどうなるんですか?」
正高先生「今の段階では分からないですね。サティベックスなどTHCが含んだものに関しては、管理していくのかな?ってことになります。」
丸山氏「免許制度の導入もお話に出てますが、臨床実験と法律をどっちを優先にするのですか?」
正高先生「今回の法改正で大麻を医療用麻薬(モルヒネなど)と同じように扱って良いですよと、製薬会社が治験をやってくださいねと言うことですね。」
丸山氏「それでは海外での医療用大麻が解禁とは全然違うことですか?」
正高先生「(日本は)病院で扱う大麻の話をしていますね。」
草加氏「病院で扱かうものになれば、みんながちゃんとしたものだと認識できるメリットはありますね。」
丸山氏「実際に海外ではどう言う症状に医療用大麻が使われているのですか?」
正高先生「多いのは、痛みとか、不安、不眠、うつなど精神科に通う人用がすごく多いですね。」
丸山氏「現代医療としては導入されたら結構有効なのですか?いろんな人が必要とされる薬品になると言う可能性がある?」
正高先生「そうですね特に大麻特有の食欲がない時にマンチですよね。現代医療の薬では似たようなものがないんですね。多くの病気で最後、ご飯を食べられなくなって苦しい思いをするので、そう言う可能性はすごく大きくあるんじゃないかなと思います。」
丸山氏「ガン患者の方がジョイントを吸えるようになるには相当なステップがあるのですか?」
草加氏「治験が進むことにより、議論が変わるのかな?」
正高先生「漢方薬みたいに生薬として保健適応の中に使っていくみたいなあるのかな?と思います。」
丸山氏「輸入というもの入ってますからね。その可能性はあるってことですね?」
正高先生「漢方薬の保健適応の時ってそんなに厳密な治験はしていないんですよ。政治力で押し切った感じですね。」
丸山氏「政治力で言うとタイでは非犯罪を先にした、アメリカだと住民投票で進めていました。日本だと小委員会で決まっていくのですか?」
正高先生「小委員会は実は飾りみたいなもので、小委員会の前に有識者会議がありまして、大麻使用罪に関して意見が割れちゃったんですよね。だから使用
罪をOKにするために、飾りの小委員会を作った経緯で、イエスマンを集めてやっているので、これは行政指導ですね。」
丸山氏「行政側がより今後踏み込んだ変更をしていくとしたら、周辺国に対してビジネスになるとか、そういった外的要因がないと変える方向にはならないのですか?」
正高先生「そうですね。行政の人は政治家の顔色を見て、政治家は結局海外のロビーや海外からの顔色を見るので、アメリカの合衆国法ではまだ違法ですけども、これで全米の法律が変わって、大きな企業が、たとえば、コカ・コーラとかAmazonとかが大麻をバーンと売って、大量に作って在庫が余りますと、これを日本に売りたいから、アメリカの大統領が日本の法律変えてくれませんか?などそういった外圧がかかると、それがそのまま厚生労働省に降りてきて、と言うことはあるかなと思います。」
丸山氏「現在、カリフォルニアで値崩れがおきていて、供給過多になっているので、無くは無いかなって正直思います。」
草加氏「日本は外圧でしかあまり変わらない国ですよね。」
正高先生「実際、前例として、カジノ法案がそうじゃないですか?」
草加氏「ただ国民がすごく反対したら、法案も通らないので、正しい知識をつけていくってことが大事ですね。」
丸山氏「今回のニュースで、今の所、やばい大麻が乱用されちゃうって今のところSNSでないじゃないですか?」
正高先生「ヤフコメ見ててもここ数年で変わりましたね。」
丸山氏「その風向きが変わった一因として、CBD商品の浸透があると思います。」
丸山氏「CBD業界が成長している状況で、このニュース(医療用大麻解禁)がもたらす影響ってありますか?」
正高先生「CBDと言う物質に関しては、医薬品としても流通しかつ食品としても流通されるというカテゴリーに分類されます。医薬品でも食品でも認められる成分に落ち着くと思います。」
丸山氏「使用罪の導入って難しくないですか?」
草加氏「(使用罪を)作った後のことはあんまり考えていない気がします。」
丸山氏「THCOなど流通されているものしか使用してないよってなったら。。」
正高先生「おそらくTHCOなどは規制の対象になり、イタチごっこなるんじゃないかなと思います。」
草加氏「HHCも薬機法で規制されています。これからは薬機法の中にどんどん入れられていくと思います。」
丸山氏「たとえば海外で大麻で遊んできて、日本に帰ってきて空港で検査された場合は?」
正高先生「そう言う運用は多分しないと思います。」
草加氏「そもそも違法なんでダメなんですけど、法律の運用になると、裁判を維持できるが重要になってきて、逮捕しても起訴できなかったり、裁判で有罪にできなかったら、行政として無駄な仕事になってしまう訳で、そう言うためにもものがあって、所持してかつ尿でも出るから再逮捕の時になるので、おそらく使用罪ができたら、所持していて確実に逮捕できる形になるのじゃないかなと。」
丸山氏「所持と使用で有罪に持っていく。たとえば車の中で同じ空間にいて、所持していない人も検査で持っていくとか。」
草加氏「そうですね。共同所持ですね。あと前科がある人に対して尿で検査させるなどそう言う場合には逮捕出来るかも」
正高先生「使用罪を作りたいと思っている人たちはマトリの人たちなんですよ。百戦錬磨の人たちの持ってないですよディフェンスを破るために使用罪をつくたんですよ。なので、逆に空港で誰彼構わず、検尿とってと言うことはあまりされないと思います。」
丸山氏「今回のニュースで大麻と解禁が出てくる日が来るとは思っていなかったと言う声がありますね。」
草加氏「中身はともかくに字面としてはインパクトありましたからね。」
正高先生「小さな一歩としても前に進んだ一歩なので価値はあると思います。」
と言うことになります。
前回の「医療用大麻解禁、厚労省の第4回大麻規制検討小員会が開催、北海道ヘンプ協会(HIHA)が資料からの推定」の北海道ヘンプ協会さんとは大分解釈が違う印象でした。
まだどちらが正しいか?は蓋を開けてみないと分からない状況なので、今後の動き、俯瞰的にウォッチしていきたいと思います。
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